覚王寺縁起絵手紙(第5回)

  • 2020.07.15 Wednesday
  • 17:00

久しぶりになってしまいましたが、絵手紙を通して覚王寺の見どころや施設、歴史などをご紹介する「覚王寺縁起絵手紙」の5回目です。

 

今回は、大晦日には除夜の鐘をつく覚王寺の「鐘楼堂(しょうろうどう)」についてです。

現在の鐘楼堂は老朽化により平成25年に建て替えたもので、以前の鐘楼堂は大正末期〜昭和初期頃に建立されました。

鐘は建て替える以前からのものですが、実はその鐘も戦時中の昭和17年に供出された歴史があります。

 

この鐘、現在は12月31日の除夜の鐘のときにつく他、報恩講など大きな法要の時にのみ打っていますが、以前は時を知らせる鐘として朝夕に打ち、あたりに響いていたそうです。

 

 (絵手紙:斎藤美雪さん)

 

私たち浄土真宗が大事にしているお経『仏説無量寿経』には「正覚大音(しょうがくだいおん)響流十方(こうるじっぽう)」という言葉があります。

「十方」とは「東・西・南・北・東南・東北・西南・西北・下方・上方」、すべての方角を表す語。

つまり、「正覚大音 響流十方」とは「さとりの声は高らかに、すべての世界に響きわたる」という意味です。

 

覚王寺の最初の鐘楼堂が建立されたのは、本格的な本堂が建立されるよりも前のことであり、鐘楼堂の建立にはご門徒の方々の「お念仏の声がこの新琴似の地に響きわたってほしい」という願いが込められていたのかもしれません。

 

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