古代の未来人

  • 2018.07.21 Saturday
  • 05:43

  7月29日(日)、覚王寺本堂で「岩川光『古代の未来人』ジャパン・ツアー2018in札幌」が開催されます。

 

 

【プロジェクト『古代の未来人』について】
南米大陸のものを中心に、約4,500年前の復元楽器や1,700年前のオリジナルの陶製笛、コンドルの羽軸のパンフルートや骨のケーナなど、長い歴史を持つものを中心に30種類以上の楽器を一人で演奏し、ケーナ奏者・今日的な「音楽家」という概念すら大きく飛び越え、音楽の始原、人類の歩んできた時間、そして未来の壮大な音楽絵巻を描く。
中南米古代文明の音楽遺跡に関する長年の調査研究や、音楽考古学博士Esteban Valdivia氏との共同研究の成果なども大いに反映されている。
さらに、コメチンゴン族のシャーマンによって彼らの聖地に導かれ、「音と静寂を操る聖者(シャーマン)」という名を与えられたことや、世界最大のコンドルの住処における奇跡のような経験など、旅の記憶も描かれていく。
東京初演では、「言葉が出ないほど凄い体験」「僕らが未来の音楽だと思ったものを表現してくれた」などの感想が多く寄せられた。

【岩川光プロフィール】
独自の革新的な演奏技術で「ケーナの革命者」と呼ばれるケーナ奏者であり、音楽の原始に近づくような音作りや、複雑でありながらダイレクトに琴線に触れる楽曲に定評のある作曲家。マルチインストルメント奏者。9歳よりケーナを始め、リコーダー、音楽理論や作曲法も同時期から学ぶ。後にボリビアなどで研鑽を積む。各国の様々な音楽祭への出演やツアー公演を通じ高い評価を得る。13年よりブエノスアイレスに活動拠点を置き、ディノ・サルーシ、ハイメ・トーレス、フアン・ファルーら世界的巨匠たちとも共演を重ね、惜しみない賞賛を受ける。現在はソロ、キケ・シネシとのデュオ、自身のトリオ(佐藤芳明、林正樹)、音楽考古学者エステバン・バルディビアとのデュオ等を軸に、複数のプロジェクトを、日本とアルゼンチンを中心に、ワールドワイドに展開。『deseo』(キケ・シネシとの共作)、『primero』『SEGUNDO』(岩川トリオ)、『amalgama』(セルカン・イルマスとの共作)、『SOLO』『J.S.BACH/3SUITES』など多様な録音作品を多数発表し続けている。 

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